ジュデッカ島から少し離れて眺めたヴェネツィア。ザッテレ、サンタ・マリア・デッラ・サルテ大聖堂の塔と二つのドーム、そしてサン・マルコの鐘楼。
ミラノ出身の建築家アレッシア・ガリバルディは、ヴェネツィアで独自のバランスポイントを見つけた。遺産と伝統、職人のノウハウ、コンテンポラリーが共存する場所。まるで彼女の心臓と同じ鼓動で共に脈打つ街で。
サン・ポロ・ドルソドゥーロ:クラシックとコンテンポラリーの出会い
プレミアータ・パスティッチェリア・リッツァルディーニ
1772年から続くヴェネツィア最古のパティスリー。カウンターに座ってカプチーノを飲みながら、季節のペストリーを味わってください。カーニバルエンフリテーレ、ジャビオネクリームをのせたピアンマが代表的なメニューです。
ADD Campiello dei Meloni, 1415 (サンポロ)。
ベアトリス・ブラーティ・アンダーソン・ギャラリー&アートスペース
14世紀の船倉を改装した文化空間。芸術と科学をつなぐインスタレーション作品に強みを持ち、砂の床とレンガの柱の間を歩くユニークな体験を提供します。
ADD Corte Petriana, San Polo 1448 – Calle de la Madonna, San Polo 1976
アンティキータ・ナヴァーリ
ヴェネツィアの海洋・商業遺産を凝縮したアンティークショップ。船の模型、航海道具、大西洋の旅客船の装飾品、船の紋章の陶磁器や金銀細工のテーブルウェアまで、シグネチャーコレクターなら必見。
ADD Dorsoduro 2793/A
ギャラリー パトリシア・ロー
スイスのグスタードから始まり、ドルスドゥーロにオープンしたコンテンポラリーギャラリー。ビエンナーレ期間中は国際的な作家の展示が常時入れ替わります。
ADD Palazzo Contarini Michiel, Dorsoduro 2793, Dorsoduro 2793
オステリア・ラ・ジュッカ
ベジタリアン専用ではありませんが、”野菜の味”を最大限に生かした旬のメニューが圧倒的です。オーク材と真鍮のディテールが船の船室を思わせる温かみのある空間。予約がおすすめ。
ADD Sestiere Santa Croce, 1762
ジウデカ・サンタ・クロチェ:職人の技と庭の時間
フォンダツィオーネ・ベヴィラークア・ラ・マッサ
若手アーティストのレジデンシーを運営する財団。旧修道院Santi Cosma e Damianoの建物を活用し、予約制でアトリエの見学が可能。
ADD Giudecca, 620
モナステッレ・デル・レデントレ庭園
ヴェネツィア・ガーデンズ・ファンデーションが復元した隠れ家的な庭園。日陰の小道や薬草の花壇を通り、ラグーンの入り口まで散策を楽しむことができます。木・金・土のみ入場可。
ADD Giudecca, 194
アル ポンティル デア ジュデッカ
バカリ文化の真髄を味わうローカルバー。スプリッツとチケッティ(タルティーニ)、そして即興演奏が繰り広げられるアーティストのアジト。
ADD Via Giudecca, 197A
オルソニ・モザイク・ファウンドリ
1889年のパリ万国博覧会で有名になったガラスモザイク工房。世界文化遺産の修復に使われるハンドメイドタイルと金色の箔のスペクトルが壮観です(予約制)。
ADD Calle dei vedei, 1045A
カーサ・サン・ロレンツォ
ヨットハウス兼文化プラットフォーム。復元された1950年代の建物で、展示・会議など多彩なプログラムを常時運営しています。
ADD Dorsoduro 170
サン・マルコ・カンナレージョ:博物館級のテキスタイルとリニューアルされた裁判所
フォルトゥーニ(博物館・ショールーム)
ヴェネツィアの象徴的なファブリックハウス。職人がアーカイブのパターンを巨大な綿織物に印刷する過程を予約制で見学することができます。ショールームと庭園も必見。
ADD Giudecca 805
パラッツォ・ディエド
2年にわたる修復の後、再オープンした19世紀の宮殿。ニコラス・ベルグルエン財団の展示・パフォーマンスのプラットフォームとして、建築・アートの同時代的な言説をリードしています。
ADD Cannaregio 2386
パオロ・オルビ製本ショップ
60年以上にわたり紙・製本技術を継承する工房。革または聖マルコの大理石模様で製本された古典版本に出会えます(ホモ・ファベル・アトリエ登録)。
ADD Ca’Ponte Foscari, Dorsoduro 3253A – Palazzo Pisani Revedin, Calle San Paternian 4013A – ADD Ca’Ponte Foscari, Dorsoduro 3253A – Palazzo Pisani Revedin, Calle San Paternian 4013A
ギャラリー・トマソ・カラブロ
14世紀のパラッツォの「居住型ギャラリー」。部屋ごとにコレクションを配置し、生活と展示の境界を曖昧にします。20世紀の作家と再照明プロジェクトが強み。
ADD Palazzo Dona Brusa、Campo San Polo 2177
旅行動線のヒント
- 公共交通機関: バポレット(水上バス)48-72時間券を活用すると時間・費用を節約できます。
- 予約必須:人気レストラン・ショールーム・アトリエ(オルソニ、フォルトゥーニ)は事前予約をお勧めします。
- バカリエチケット:チケッティは少量多品種で、スタンディングが基本。スプリッツはビターチョイス(アペロール/カンパリ/セレゴラ)で好みを反映。
よくある質問
Q.ビエンナーレシーズンのみのコースですか?
A. 多数のスペースは常設ですが、ビエンナーレ期間中は展示密度が高くなり、動線が豊かになります。ビエンナーレの非シーズンには、職人の工房・庭園・ギャラリーを中心に構成すれば、十分に満足度の高い72時間を過ごすことができます。
Q.72時間パスはどこで購入できますか?
A. ACTV公式アプリまたは主要船着場(ローマ広場、サンタルチア駅周辺)のチケット売り場で48/72時間券を購入することができます。空港バス+バポレットとの連携タイプもありますので、スケジュールに合わせてお選びください。
Q.観光客の混雑を避ける時間帯はありますか?
A. サン・マルコ・リアルトは午前9時前、日没直後が比較的空いています。逆に、ジウデカ・ドルソドゥーロは午後の時間帯の散策やバカリ文化体験が魅力的です。
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