慣れと新しさが共存するレトロカフェの人気は衰えることを知りません。50代のお母さんには双花茶とウィーンコーヒーがあった「喫茶店」の思い出を、20代の娘には経験したことのない時代のニュートロ感性をプレゼントする特別な空間。単純なレトロを超え、現代的な感覚で再解釈したソウルの宝石のようなカフェ3ヵ所に時間旅行に出かけましょう。母と娘が一緒に訪れたいソウルのおすすめスポットです。

コンテンツ内容

1. アーケードトオベ：ビルの森の地下に隠された秘密の喫茶店(市庁)

仁寺洞(インサドン:인사동)の有名な喫茶店「トオベ」がソウル市庁韓国プレスセンターの地下に2番目のスペースをオープンしました。レッドカーペットとベルベットのソファ、レースで覆われた椅子は、まるで1980年代の香港映画のワンシーンに入ったような錯覚を呼び起こします。コーヒーの代わりに丁寧に淹れたウーロン茶、白茶など様々なお茶と季節の果物で作ったかき氷を味わえるここは、都心の喧騒から離れてお茶と会話に集中できる魅力的な隠れ家です。今月のかき氷とティーセット」はここのシグネチャーメニューなので、ぜひ体験してみてください。

住所: ソウル市チュン(中)区セジョンデロ(世宗)大路124 韓国プレスセンター地下1階｜Instagram: @arcade.tove

2. ピロルツコーヒーハウス: あの頃の喫茶店メニューの完全復活(信義山)

粗末な建物の2階にある古ぼけたハングルの看板だけを見て通り過ぎるのは大きな間違いです。ドアを開けた瞬間、濃いウッド調のインテリアとヴィンテージ照明が醸し出す暖かい雰囲気に魅了されることでしょう。ピロルツコーヒーハウス」はウィーンコーヒー、双花茶、ナツメ茶など、当時の喫茶店の代表メニューを完璧に再現しています。特に甘すぎず、柔らかいクリームが絶品であるウィーンコーヒーは、親世代の味覚まで魅了する味です。市松模様の床のタイルと様々な形の茶碗は、ニュートロな感性を加える素敵な要素です。

住所：ソウル市ヨンサン(龍山)区漢江大路56-1 2階｜Instagram: @pirultz_coffeehouse

3. ハチドリ：LPの旋律が流れる都心の憩いの場(光化門)

平日はサラリーマンで賑わう光化門(クァンファムン:광화문)路地、セムンアン(새문안)教会の裏側のビルの地下に時間が止まったような空間「ハチドリ」があります。地下の小さな窓から差し込むほのかな日差しと原木のインテリア、社長が直接選んだLP音楽が調和して、居心地の良い平和な雰囲気を醸し出しています。ハンドドリップコーヒーの名店として口コミで有名なこのお店は、複雑な日常から離れ、完全な「休息」を体験したいときに訪れる場所です。待ち時間が多いので、比較的空いている平日の午後2時以降や土曜日の午前を狙うことをおすすめします。

住所：ソウル市チョンノ(鍾路)区セムンアンロ3ギル12新聞路ビル地下1階22,23号｜インスタグラム：@beolsae8

よくある質問(FAQ)

Q.’ニュートロ(Newtro)’とはどういう意味ですか？

A. ‘新しさ(New)’と’レトロ(Retro)’を合わせた造語です。過去の文化を単に再現するだけでなく、現代的な感覚で再解釈し、新世代には新鮮さを、既成世代には懐かしさを刺激するトレンドを指します。

Q.両親と一緒に行くのにおすすめの場所はどこですか？

A. どのお店も魅力的ですが、特に「ピロルツコーヒーハウス」は、双花茶やナツメ茶など、親世代に馴染みのある伝統的な喫茶店メニューがあり、一緒に思い出話をしながら楽しむのに適しています。

Q.コーヒーを飲まない人におすすめのお店はありますか？

A. 「アーケード東部」はコーヒーを販売しない喫茶店で、様々な種類のお茶と特別なかき氷を楽しむことができるので、コーヒーが苦手な方にもおすすめです。